2014年10月30日木曜日

Windows7アップグレード版DVDでのクリーンインストール方法

Windows7アップグレード版DVDでのクリーンインストール方法

空のHDDにWindows 7 をインストールする場合、アップグレード版DVDではそのままインストールできないようになっている。
(アップデート版のプロダクトキーを受け付けない)
アップグレード版でクリーンインストールする方法を4つ紹介する。
アップグレード版の対象の元のOSがあり、ライセンスに問題がなければ、以下の方法を行ってもライセンス違反にはならない。

a. 空のHDDへのクリーンインストール
 (空のHDDにそのままWindows 7 を入れる場合)
  1. Windows 7のDVDでブートし新規インストールを選択する。
  2. インストールを進めるとプロダクトキーの入力を求められるが、この時点では入力しない。
  3. インストール終了後、再びDVDブートし新規インストールを選択する。
  4. インストール場所の選択画面でドライブオプションからパーティーションをフォーマットまたは削除してインストールを選択。
  5. インストールを進め、今度はプロダクトキーを入力。
b. 空のHDDへのクリーンインストール
 (元のOSが別のHDDにあり、新HDDにインストールする場合)
  1. 元のOSが入っているHDDをマザーボードに接続(USB接続のHDDではだめ)
  2. DVDブートし新規インストールを選択する
  3. 画面に従いインストールしプロダクトキーを入力。
c. 元のOSが入っているHDDへのクリーンインストール
 (マイクロソフトの標準のインストール方法)
  1. DVDブートし新規インストールを選択する
  2. インストール場所選択画面でドライブオプションからパーティーションをフォーマットまたは削除してインストール
  3. 画面に従いインストールしプロダクトキーを入力。
d. レジストリを修正する方法
  1. Windows 7 のDVDでブートし新規インストールを選択する。
  2. インストールを進めるとプロダクトキーの入力を求められるが、この時点では入力しない。
  3. インストール終了後、regeditを起動。
  4. HKEY_LOCAL_MACHINE/Software/Microsoft/Windows/CurrentVersion/Setup/OOBE/を見つける
  5. MediaBootInstallをダブルクリックし、"1" から "0" ヘ変更
  6. regeditを終了し、コマンドプロンプトを開く。
  7. slmgr /rearm のコマンドを入力し、実行
  8. "Command completed successfully" のダイアログが出る。
  9. 再起動する
  10. プロダクトキーを入力する。
※元のOSはXP以降である必要は無く、何らかのWindowOSであればよい。
ただし、くれぐれもライセンスに問題のない場合。
あと、これらの作業は、自己責任でお願いします。推奨しているわけではありません。

2014年10月27日月曜日

ディスククリーンアップを極める(その1)

ディスククリーンアップとは、ハードディスクの中にある、不要なファイルや使用頻度の少ないファイルを削除または圧縮することで空き領域を広げハードディスクを有効利用できる機能。

ディスククリーンアップを実行するには、
  1. マイコンピュータの中にあるハードディスクアイコンを右クリックし、メニューから「プロパティ」を開く。
  2. 「全般」タブで[ディスククリーンアップ]ボタンをクリックする。
  3. ディスクの中を調査し、削除・圧縮できるファイルを表示する。
  4. 「削除するファイル」の項目で、いらないものを選択し、[OK]ボタンをクリックする。
ディスククリーンアップで削除・圧縮しても良い項目
削除項目意味
対応するレジストリキー
セットアップ一時ファイルセットアッププログラムが一時的に作成するファイル
Active Setup Temp Folders
ダウンロードされたプログラムファイルWebページに含まれるActiveXコントロールやJavaアプレット
Downloaded Program Files
Temporary Internet FilesInternetExplorerが作成するWebページのキャッシュファイル
Internet Cache Files
オフラインWebページInternetExplorerがオフライン機能で作成するファイル
Offline Pages Files
Debug Dump Filesエラー発生時に作成されるメモリダンプの内容を格納するファイル
Memory Dump Files
Microsoftエラー報告の
一時ファイル
マイクロソフトへのエラー報告用に作成される一時ファイル
Microsoft_Event_Reporting_2.0_Temp_Files
OfficeセットアップファイルOfficeのインストール時に保存されるファイル。削除した場合、Officeの再インストールや修正プログラムなどのインストールを行う際、CD-ROMが必要になる場合がある。
Office Setup Files
古いChkdskファイルWindowsのチェックディスク機能によって保存されることがある破損ファイルの断片情報
Old ChkDsk Files
ゴミ箱ゴミ箱に入れられたファイル
Recycle Bin
一時リモートデスクトップ
ファイル
リモートデスクトップ機能が一時的に使用したファイル
Remote Desktop Cache Files
Setup Log Filesアプリケーションがインストール時に保存するログファイル
Setup Log Files
一時ファイルWindowsやアプリケーションが使用中に一時的に作成するファイル
最終アクセス日時から7日間以上経過したファイルを削除対象とする。
Temporary Files
WebClient/Publisherの一時ファイルWeb発行機能が使用する一時ファイル
WebClient and WebPublisher Cache
一時オフラインファイルネットワーク経由でファイルにアクセスした際に作られるキャッシュ
Temporary Offline Files
オフラインファイルネットワーク経由でアクセスしたファイルをオフラインで使用する際に作成するファイル
Offline Files
古いファイルの圧縮圧縮可能な一定期間アクセスされていないファイル
Compress old files
コンテンツインデックス作成ツールのカタログファイルインデックス検索機能が以前に作成し、不要になったファイル
Content Indexer Cleaner

※ 利用環境や対象ドライブなどにより、表示されない項目や表にない項目が存在する場合もある。
  各項目の設定は、レジストリの
  「HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\VolumeCaches」以下のサブキーに格納されている。

2014年10月24日金曜日

Windows7レジストリをバックアップする

Windows7レジストリをバックアップする
  1. [レジストリ エディター] を開くには、[スタート] ボタン をクリックし、検索ボックスに「regedit」と入力して Enter キーを押します。? 管理者のパスワードまたは確認を求められた場合は、パスワードを入力するか、確認情報を提供します。
  2. バックアップするキーまたはサブキーを見つけてクリックします。
  3. [ファイル] メニューをクリックし、[エクスポート] をクリックします。
  4. [保存する場所] ボックスで、バックアップ コピーを保存する場所を選択し、次に [ファイル名] ボックスにバックアップ ファイルの名前を入力します。
  5. [保存] をクリックします。

2014年10月20日月曜日

使用中COMポートの解除

使用中COMポートの解除
Windows XP以降で一度でもCOMポートを使う機器を認識させると COM3(使用中) となり、機器の入替等を行って再度COM3を割り当てたいけど デバイスマネージャ上で(使用中)で割り当てできない時に解除する方法

レジストリをさわります。

¥¥HKLM¥SYSTEM¥CurrentControlSet¥Control¥COM Name ArbiterのComDB値をさわります。
16進数でセットされていますが関数電卓等を使って2進数に直します。
2進数の8Byteの1の位置でCOMの使用中を表す。 先頭の8ByteがCOM8,7,6,5,4,3,2,1 次の8ByteがCOM16,15,14,13,12,11,10,9 次の8ByteがCOM24,23,22,21,20,19,18,17 になります。
レジストリの値が「1d 00 38 00 00 〜」(HEX)の場合、2進数に直して
「00011101 00000000 00111000」(BIN)となってCOM1,3,4,5,20,21,22が(使用中)になります。
COM1,20,21,22だけ(使用中)にするなら
「00000001 00000000 00111000」(BIN)→「01 00 38 00 00 〜」(HEX)
COM1だけ(使用中)にするなら
「00000001 00000000 00000000」(BIN)→「01 00 00 00 00 〜」(HEX)
と値を修正します。

www.click-rescue.com

2014年10月18日土曜日

Windows7アップグレードログの確認

Windows7アップグレードログの確認
a. アップグレードが成功すると、次のログ ファイルが作成されます。
  • C:\Windows\Panther\Setupact.log
  • C:\Windows\panther\setuperr.log
  • C:\Windows\inf\setupapi.app.log
  • C:\Windows\inf\setupapi.dev.log
  • C:\Windows\panther\PreGatherPnPList.log
  • C:\Windows\panther\PostApplyPnPList.log
  • C:\Windows\panther\miglog.xml
b. インストール中の 2 回目の再起動の前にアップグレードが失敗すると、次のログ ファイルが作成されます。
  • C:\$Windows.~BT\Sources\panther\setupact.log
  • C:\$Windows.~BT\Sources\panther\miglog.xml
  • C:\Windows\setupapi.log
c. インストール中の 2 回目の再起動の後にアップグレードが失敗すると、次のログ ファイルが作成されます。
  • C:\Windows\panther\setupact.log
  • C:\Windows\panther\miglog.xml
  • C:\Windows\inf\setupapi.app.log
  • C:\Windows\inf\setupapi.dev.log
  • C:\Windows\panther\PreGatherPnPList.log
  • C:\Windows\panther\PostApplyPnPList.log
  • C:\Windows\memory.dmp
d. アップグレードが失敗し、その後デスクトップを復元すると、次のログ ファイルが作成されます。
  • C:\$Windows.~BT\Sources\panther\setupact.log
  • C:\$Windows.~BT\Sources\panther\miglog.xml
  • C:\$Windows.~BT\sources\panther\setupapi\setupapi.dev.log
  • C:\$Windows.~BT\sources\panther\setupapi\setupapi.app.log
  • C:\Windows\memory.dmp
e. アップグレードが失敗し、インストールのロールバックが実行されると、次のログ ファイルが作成されます。
  • C:\$Windows.~BT\Sources\Rollback\setupact.log
  • C:\$Windows.~BT\Sources\Rollback\setupact.err