2019年11月5日火曜日

Windows リソース保護は、修復サービスを開始できませんでした。

Windows リソース保護は、修復サービスを開始できませんでした。

このエラーは「Windows Modules Installer(TrustedInstaller)」サービスが無効に設定されている場合に出力されます。
TrustedInstallerとは特別な処理を行うことが可能なサービスです。例えばUACによりadministratorでも変更できないシステム領域に対して変更を行うことができます。sfc /scannow はおそらくこのサービスの特権を使用してスキャンするのでしょう。よってこのサービスが「無効化」されていると失敗します。「手動」に設定されていれば、必要時に自動で起動されると思われます。

コマンドプロンプトでは以下のコマンドで確認することが可能です。管理者でコマンドプロンプトを開いてから実行してください。

> sc qc TrustedInstaller | findstr START_TYPE
        START_TYPE         : 3   DEMAND_START

3は手動です。

Windows 環境においてWindows Modules Installerサービスの状態(起動中/停止中)を確認するコマンドは
コマンドプロンプトを「管理者」として実行する必要があります。

> sc query TrustedInstaller | findstr STATE
        STATE              : 1  STOPPED

RUNNING・・・サービスは実行中。
STOPPED・・・サービスは停止中。

Windows Modules Installerサービスを手動起動する
Windows Modules Installerサービスを手動で起動する方法を紹介します。
sc コマンドにより起動します。

C:\>sc start TrustedInstaller

他の方法として net コマンドでも起動させることが可能です。

C:\>net start TrustedInstaller


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