2017年6月27日火曜日

 言語バーが表示されない場合の基本的な方法

a. Windows Vista で言語バーが表示されない場合


・スタート ⇒ コントロール パネル ⇒ キーボードまたは入力方法の変更
・地域と言語のオプション ⇒ キーボードの変更


b. Windows7で言語バーが表示されない場合


・スタート ⇒ コントロール パネル
・時計、言語、および地域 ⇒ キーボードまたは入力方法の変更
・地域と言語 ⇒ キーボードの変更 ⇒ テキスト サービスと入力言語

c. ここからは、Windows Vista/7 共通です


 ⇒ 全般
・[既定の言語]が次のいずれかになっていない場合は選択して[適用]
Microsoft IME (Windows Vista/7 標準のIME)
Microsoft Office IME 2007 (Microsoft Office 2007 が入っている場合)
Microsoft Office IME 2010 (Microsoft Office 2010 が入っている場合)

 ⇒ 言語バー
・[言語バー] で、[表示しない] が選択されているかどうかを確認する。
選択されている場合は、
[デスクトップ上でフロート表示する] または [タスク バーに固定する] を選択する。

なお、「Microsoft Office IME 2007」の場合は「Microsoft Office IME 2010」をダウンロードしてインストールすることをお勧めします。

http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=30390
InputMethodEditor x64 ja-jp.exe 78.2 MB (64ビット用)
InputMethodEditor x86 ja-jp.exe 78.1 MB (32ビット用)


(参考)
http://support.microsoft.com/kb/958406/ja
自分のパソコンが 32 ビット版か 64 ビット版かを確認したい


d. 上記で直らない場合は、「詳細なテキストサービスを使用しない(N)」


 ⇒ 全般 ⇒ インストールされているサービス
・Microsoft IME (Windows 7 標準のIME)
・Microsoft Office IME 2010 (Microsoft Office 2010 が入っている場合)
[既定の言語]のものと同じものをクリック ⇒ プロパティをクリック
 - その他 - 詳細なテキストサービス
[詳細なテキストサービス]をクリック - 詳細なテキストサービスの設定
○詳細なテキストサービスを使用しない(N)
をチェックして[OK]

(注) この変更を行うと Microsoft IME 2000互換のツールバーとなり、予測変換が使用できない、タスクバーに入れることができなくなる場合があるなどの制約があります。


e. ctfmon(CTF ローダー)を「スタート アップ」フォルダに登録する方法


Windows XP ではスタートアップ (レジストリの Run キー) で ctfmon.exe
を起動することで言語バーを表示していますが、Windows Vista 以降は、
本来はタスク スケジューラでログオン時に実行されるタスクとして
 TextServicesFramework monitor (MsCtfMonitor)
を呼び出して言語バーを利用可能にしています。

ctfmon.exe も互換性のために残されているので、レジストリの run に新規追加、あるいは「スタート アップフォルダ」に登録する方法でも言語バーは表示されますが、正しい状態に回復している訳ではありません。
(ちなみに TextServicesFramework monitor と ctfmon.exe が両方実行されると、言語バーが二つ表示されたり、日本語入力がうまくできなくなったりします)

(マイクロソフト)
http://answers.microsoft.com/ja-jp/windows/forum/windows_vista-desktop/言語バーが/1af32d4b-dc09-49b8-9222-7c40674be931
言語バーが見当たらない


http://support.microsoft.com/kb/282599/ja
[OFFXP] CTFMON プログラムの概要と機能
Ctfmon.exe により、入力システムを拡張するテキスト入力プロセッサ(TIP)
 および Microsoft Office 言語バーがアクティブになります。
Ctfmon.exe はアクティブなウィンドウを監視し、音声認識、手書き認識、キーボード、翻訳機能などのユーザー入力テクノロジをサポートするテキスト入力サービスを提供します。


f. TextServicesFramework monitor (MsCtfMonitor) を有効にする方法


コントロールパネル → システムとセキュリティ → 管理ツール
 → タスク スケジューラ(をダブルクリック)

メニューバーの[表示]で次に[レ]を入れる
□ 非表示になっているタスクを表示

左側の
タスク スケジューラ ライブラリ → Microsoft → Windows
 → TextServocesFramework
右側の
MsCtfMonitor
実行中でない場合、MsCtfMonitor を右クリックして [実行する] で実行中に変更できるか、試してください。






ユーザープロファイルのコピー

Windows10 - 新しいユーザーへデータ、および、設定を移行する方法

このコンテンツでは、Windows10 で 新しいユーザーへデータ、および、設定を移行する
方法について説明をしています。

【操作手順】

1. 新しく作成したユーザーでサインインし、[Windows キー] と [X] のキーを同時に押し、表示されたメニューから [エクスプローラー] をクリックします。

2. [PC] をクリックし、[ローカルディスク(C:)] を開きます。

3. [ユーザー] フォルダーを開きます。

4. 新しく作成したユーザー名のフォルダー (ここでは [TEST] フォルダー) を開きます。

5. 表示されているフォルダーを画面右端に移動します。

6. そのまま表示した状態で 「1」~「3」と同じ手順を進め、以前まで利用していたアカウントのフォルダー (ここでは[TEST_OLD]) を開きます。

7. 左に以前からあるアカウントのフォルダー(ここでは [TEST_OLD])、右側に新しく作
成したアカウントのフォルダー(ここでは[TEST])が並んだ状態にします。
表示されたフォルダすべてを、以前のアカウントのフォルダーから新しいアカウントの
フォルダーへコピーします。

※注意
・「Microsoft Office Outlook」や「Windows Live Mail」をご利用の場合は、隠しフォル
ダの[AppData]も、新しく作成したアカウントのフォルダーへコピーする必要があります。

以上で新しく作成した別のアカウントへのデータ移行は完了です。
新しいアカウントで正しく動作することが確認できましたら、以前のアカウントのフォル
ダーは削除いただいて構いません。




Windows 10の再インストール

Windows 10の再インストール

Windows 10の再インストールの方法とは


Windows 10には、スタートアップ修復、回復ポイントによる復旧、初期状態に戻すなど、トラブルに対する復旧手段がいろいろと用意されています。最悪でも、アップグレード後の1か月以内なら、元のバージョンのWindowsに戻すこともできます。そのため、たとえトラブルに遭遇しても、OSを再インストールしなければならないような事態に陥ることは、昔ほど多くはありません。ですが、再インストールの機会が、まったくないわけではなりません。たとえば、新しいハードディスクに新規にWindowsをインストールしたい、システムパーティションがロックされて初期状態にすら戻せない、あるいは、パーティションテーブル形式を変更するような場合は、OSの再インストールが必要になります。

Windows 10にアップグレードしたときは、Windows Update経由、メディア作成ツールでのダウンロード、USBやDVD.ISOからSETUP.EXEを起動するといった方法で行いました。通常版のWindows 10であれば、再インストールはインストールメディアから起動するのが普通の方法です。しかし、ライセンス認証のためにプロダクトコードの入力が求められます。これはアップグレードのときも同様でした。インストールメディアから起動すると、必ずプロダクトコードの入力が求められます。しかし、無償アップグレードでは、プロダクトコードが提供されません…。

1つ考えられるのは、メーカーが提供している回復ディスクやリカバリディスクを利用して、システムを工場出荷の状態に戻し、そこからWindows 10にアップグレードすることはできます。しかしこのやり方は、無償アップグレード期間の2016年の7月末までしか通用しません。

となると、Windows 10の再インストールはどうすればいいのでしょうか?

実は、それほどもったいをつける話ではありません。「Windows 10のインストールタイプ」の説明でも簡単に書きましたが、無償でアップグレードした後でも、Windows 10の再インストールには、USBメモリやDVD.ISOなどのインストールメディアから起動して行います。プロダクトコードは必要ありません。

確かに、インストールの途中で、2回プロダクトコードの入力を求められます。ですが、これは「スキップ」と「後で」をクリックして、やりすごします。

プロダクトコードの入力画面

いったんWindows 10に無償アップグレードを行い、ライセンス認証が行われていれば、再インストール後も、既存のシステム情報からライセンス認証が行われます。これは新しいハードディスクに交換した場合でも可能です。ただし、これまでのWindowsのライセンス認証と同様に、プロセッサや基板の変更など、大幅なハードウェア構成の変更があった場合は、その限りではありませんので、注意してください。