- 復元ポイントを使った復旧
- コマンド・・・「rstrui.exe」
- ダイアログ形式でWindowsを復元ポイントに戻す事が可能です。
- Windows上で操作する「システムの復元」と同じ効果です。
- 一番お手軽ですが経験上、セーフモードでも起動しない場合は、ほとんど効果はありません。
- 一部のXPの場合で、このコマンドが実行出来ない場合があります。
- システムの整合性チェック
- コマンド・・・「sfc /scannow」
- コマンド入力後は特に操作は必要ありません。
- システムフォルダ内に不正なファイル書き換えが見つかった場合、これで元に戻せます。多くの場合、これが一番効果的です。
- sfc /scannow が途中で止まってしまう場合は、下で紹介するchkdskを利用して見ます。その後、もう一度sfc /scannowを実行するとWindowsが復旧するケースがあります。
※チェックディスクには、かなり時間がかかります。
- ディスクのエラーチェック
- コマンド・・・「CHKDSK c: /f」
- コマンド入力後は特に操作は必要ありません。
チェックディスクには、かなり時間がかかります。 - CHKDSK c: /f でエラーが発見された場合は、「CHKDSK c: /r」という、より強力なコマンドを使ってエラーを修復してみましょう。
- 注意
場合によっては、CHKDSK c: /r を複数回実行しないとエラーが修復できない場合があります。
- 注意
- MBRの復旧
- コマンド・・・「bootrec /fixmbr」
起動しない場合は「bootrec /Rebuildbcd 」
それでも起動しない場合は「bootrec /fixboot」 - MBR領域を誤って削除したり、何らかの原因でMBRが破壊された場合にのみ、有効です。
- インストールDVDまたは修復DVDからPCを起動する必要があります。F8起動のコマンドプロンプトでは使えません。
- Vista/7/8などの場合は「要素が見つかりません」などのエラーが出たらWindows7 でのMBR修復方法 | MEMO-LOGなどを参考に色々頑張る。
- XPの場合は「起動しなくなったXPを救う「Rebuild」コマンド - GIGAZINE」などを参考に色々頑張る
- 最終手段です。失敗するとWindowsが起動不可になります。
- これを試す前に、インストールDVD付属のリカバリ機能「Windowsの自動修復」や「イメージからの回復」を選んでみましょう。
- コマンド・・・「bootrec /fixmbr」
上記の復旧方法を試す順序
- 「sfc /scannow」
- 「1.」でエラーが出た場合は「CHKDSK c: /f」してもう一回「sfc /scannow」
- 「CHKDSK c: /f」でディスクにエラーが見つかった場合は、エラーが出なくなるまで「CHKDSK c: /r」を繰り返す。
- 修復DVDのメニューにある「Windowsの自動修復」など
(OSにより呼び名が違う) - 「rstrui.exe」またはOS上の「システムの復元」
上記の順に試すのが効率が良い。
「Windows の自動修復」や「システムの復元」が上手く実行出来ない場合でも、「CHKDSK c: /f」や「sfc /scannow」を実行後にもう一度「Windowsの自動修復」や「システムの復元」を行うと何故か治るというケースもあります。
「Windows の自動修復」や「システムの復元」が上手く実行出来ない場合でも、「CHKDSK c: /f」や「sfc /scannow」を実行後にもう一度「Windowsの自動修復」や「システムの復元」を行うと何故か治るというケースもあります。
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